a-blog cms のキャッシュ機能とその取り扱いについて
a-blog cms Advent Calendar 2013 の12/5を担当させていただきます。
今回はa-blog cms のサイト表示を素早く行うための「キャッシュ」について、その機能・仕組みとファイルの取り扱いについて解説してみます。
a-blog cms のキャッシュとはどんなものか
a-blog cms では、ページを表示する際に、2回目以降に同じデータのリクエストがあった場合にデータベースへのアクセス等の負担を減らすため、キャッシュ機能を使って保存しておいたデータを表示しています。つまり、あるリクエストに対して最初のアクセスでキャッシュファイルを生成し、2回目以降はそのキャッシュファイルを表示します。
キャッシュファイルの有効期限
キャッシュファイルは以下の条件で有効期限切れとなります。
- 指定した有効期限が切れた時
- 管理画面上でキャッシュをリフレッシュした時
- 該当するエントリーが更新された時
また、管理ページ>コンフィグ>機能設定 より、キャッシュの有効期限、子ブログが更新されたときにもキャッシュファイルをリフレッシュするなどの設定ができます。
キャッシュファイルのリフレッシュと完全消去
一見すると同様の機能のようですが、以下の違いがあります。
リフレッシュ
有効期限切れの状態にする。キャッシュファイル自体は保持されるが使用されない。
完全消去
キャッシュファイルそのものの削除
期限切れのファイルには、同時に多数のアクセスがあった場合などのイレギュラーなケースで表示される役割があるため、期限切れと同時に削除はされません。
保持されている期限切れキャッシュファイルは一定期間で削除されますが、上記のような表示を望まない場合には管理ページ上から削除できます。
2014.01.21追記:期限切れキャッシュファイルはpost動作(エントリーの追加・変更や管理画面から各種データの登録、変更)が行われた際に削除されます。
サーバの負荷を下げるキャッシュ機能、あまりその内容について気にすることは無いかもしれませんが、こんな機能・取り扱いになっているんですよ、というお話でした。
それではまた!