電池ボックスの青サビ(緑青)対策のこと
ゲームボーイなど、電池駆動するゲーム機をジャンク箱で見つけたけど、電池ボックスの端子部分がなんとも言えないエメラルドグリーンのサビに覆われていた、という経験はないでしょうか。もしくは、長らく遊んでいなかったゲームボーイを久しぶりに遊んでみようと思ったら、あの青サビのせいで動かなかった、なんてこともあるかと思います。
今回は、私 tee-suzuki が使っている、電池ボックスの青サビ(緑青)対策の方法をご紹介します。
その緑青、重曹ペーストでやっつけちゃいましょう!
ハードオフさんのジャンク箱で「電源入りません」とか「動作NG」とか書いてあるゲームボーイなどは結構この電池ボックス、接点の問題も多いのですが、そういうケースでは緑青を綺麗にとりのぞいてあげることで復旧したりもします。
この写真の場合は、ゲームボーイ本体側の端子なので交換するにも手間がかかりますから、掃除した方が早いんですね。
この処理方法については、みなさんそれぞれの方法が紹介されていますが、私がいつも行なっているのが重曹でのパック。
ゲームボーイの基板手前に見える白いものがその重曹パックです。とは言え特に難しいことをしているわけではなく、市販の掃除用の重曹を水で溶いてやったものです。少しドロッとするくらいのペースト状の粘度にしたものを、小皿に少し用意できればOK。
この重曹ペーストを、緑青部分につけて待つことしばし。じわじわと緑青が浮き上がってきます。今回の写真はそれほどでもないので溶け出したような感じに見えますが、重症のケースだとまさに塊ごと浮いてくるので、これがまたなんというか快感でもあったりします。
緑青が溶けてきたら、綿棒などで綺麗に拭き取ります。写真のようなマイナス用端子はバネ状の部分が掃除しにくいですので、古歯ブラシや糸ようじなんかで掃除してあげるとスッキリしますよ。
スッキリ綺麗に復活! でも、未然に防ぐこともお忘れなく。
写真のゲームボーイは、ジャンク箱で不動品とされていたものですが、ご覧の状態&ACアダプタで起動ができたことから、綺麗にさえできれば復活できるかなと思い頑張ってみましたところ、見事復活! よかったよかった。
まぁこの状態がわかっていて、綺麗にして直そうという分にはまだしも、久しぶりに遊ぼうと思っていたゲーム機がこの状態だと焦りますよね。そんな時にはあわてないで、今回の方法を試してみてください。
そもそもこの状態にしないためにも、目安として1ヶ月以上遊ばないのであれば電池を外しておくことを強くお勧めします。
大切なゲーム機、大事に扱ってできるだけ長く楽しみたいものです。
それではまた。