大月茂樹さんの「知っていて当然、ソーシャルメディア活用のポイント」に参加しました
2013年2月15日、名古屋駅前のコワーキングスペース「ベースキャンプ名古屋」でWCAN mini ソーシャル Vol.1として、大月茂樹さんによる「知っていて当然、ソーシャルメディア活用のポイント」が行われました。
Facebookを中心とした、実践的な内容が濃く詰まった2時間でした。
セミナー概要
2010年頃からバズワード化した「ソーシャルメディア」。Facebookを筆頭に、Twitter、Google+、mixiといったポピュラーなプラットフォームで企業向けの新しいマーケティングツールが提供されるとともに、PinterestやLINEといった新興勢力の登場によりソーシャルメディア界隈が盛り上がりを見せる反面、企業のWeb担当者にも私たちWeb制作者にもそれをキャッチアップするための負担が大きくのしかかり、それは増加の一途を辿っています。みなさんもソーシャルメディア活用の相談をクライアント企業から受ける機会が多くなってきていることは実感値としてあるはずです。
本セミナーでは、そうした状況下で私たちWeb制作者が当然押さえておくべきソーシャルメディア界隈のトピックの解説に加え、クライアント企業からソーシャルメディア活用の相談を持ちかけられた際に押さえておくべき・伝えておくべきポイントについて解説します。
講師:ニイハチヨンサン 代表 大月茂樹さん
「あくまでツール」という認識
今回のお話では、まず最初にどうしてソーシャルメディアを活用するのか、というところに触れています。
例えばそれは、来店促進、親近感の醸成、リテンション手段、傾聴、ブランド記憶などさまざまな効果を期待して行われていますが、いずれにしても「ソーシャルメディアに取り組んだからそれでOK」というものではありません。過去にもwebサイト、ECサイト、SEOで言われていたように、ただ漫然と対応しただけで効果があがるようなものでは無いということをあらためて確認するところからのスタートでした。
その後「ソーシャルメディア界隈の動向」「オウンドメディアのソーシャル化」「Facebook広告の活用」として具体的な事例、導入方法を挙げていただきました。
特に「オウンドメディアのソーシャル化」については現状取り組めていない内容が多く、自分自身少し遅れてしまっているなという印象を受けました。今回お話にあがったことはいずれも興味深く聞けたものの、聞いただけでは効果は上がらない(当たり前ですが)ので、これを実践する時間を別に設けていく必要を強く感じました。
それぞれの施策が何の為に行われるのか、どんな相手を対象としているのかをよく考えて行うという基本的な部分をふまえた上で、消費活動に与える影響がますます大きくなっているソーシャルメディアへの対応を進めていきたいと思いました。