ゲームボーイミクロのフェイスプレートの外し方のこと

ついに発売されましたね、Newニンテンドー3DS。
Cスティックや3Dブレ防止機能ももちろん気になりますが、ゲームボーイミクロユーザーとしては9年前に果たされなかった約束、フェイスプレートあらため「きせかえプレート」が発売されたことが最大のトピックでした。

今回はNewニンテンドー3DSおよびきせかえプレート発売記念、というわけで、ゲームボーイミクロのフェイスプレートの取り外し方について書いてみます。
きせかえられなくてもいい、せめて外したい！ 液晶部分に混入した埃をキレイに取り除きたい！ そんな思いにおこたえします。

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思ったより簡単！　フェイスプレートの外し方

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今更ながらですが、2005年のゲームボーイミクロ発売当時は様々なデザインのフェイスプレートが発売される予定でした。
別売でフェイスプレートが発売されるということは、つまり最初から「フェイスプレートは取り外し・交換できる」作りになっているということです。

では、どうやって外すのかと言いますと、とっても簡単。ドライバーも使いません。
本体左側面にある2つの穴にあるパーツを押し込むだけです。
公式にはこの穴は「フェイスプレートイジェクタ差し込み口」と言いまして、別売されるはずだったフェイスプレートの付属品となる専用工具「フェイスプレートイジェクタ」を差し込むためのものです。が、実際にはファミコンⅡコンを模したクラブニンテンドー景品のフェイスプレートの付属品としてなど、ごく限られた入手経路でしか手に入らないため、ここでは別の方法を紹介しますと、爪楊枝などで十分対応可能です。
滑らないように固定した上でフェイスプレートイジェクタ差し込み口に爪楊枝を差し込みます。この時、差し込み口内部のキズつきが気になるようであれば、爪楊枝の先を少しつぶしてから差し込むとよいでしょう。

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フェイスプレートイジェクタ差し込み口から爪楊枝などを押し込むと、フェイスプレートの左端が少し浮くのがわかります。こうなったらあとは持ち上げて外すだけです。とっても簡単。
取り付けるときは逆にフェイスプレート右側からはめていけばOKです。

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フェイスプレートを外すとどうなってるの？

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正直なところ、交換するフェイスプレートも無いのになぜ取り外すのかと問われれば、フェイスプレート内部に混入したゴミ・埃をなんとかしたい、ということになると思います。

実際に取り外してみるとわかりますが、液晶画面の周りにはフェイスプレートと接触して埃の混入を防ぐクッションがあります。これでも入ってしまう時は入ってしまうんですね。

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メンテナンス時の注意

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さて、ここでゴミ・埃をなんとかしようとする場合の注意ですが、できる限り直接触れない方法での処理をおすすめします。
具体的には、ブロアーで空気を吹き付けて飛ばしてやるのがおすすめです。
私自身は恐ろしくて試していないのですが、特にフェイスプレート内側の面を適当な素材で拭き取った場合キズがついたというお話を耳にしたことがあります。万一ブロアーで処理できない場合は、メガネふきなどの相当柔らかい素材で軽く拭き取ってあげるべきでしょう。
フェイスプレート表面のキズはともかく、液晶部分に埃が混入した場合には有効なメンテナンスなので、お困りの方は試してみてはいかがでしょうか。

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余談〜ゲームボーイミクロとニンテンドー3DSLLの共通点

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今回は「Newニンテンドー3DSおよびきせかえプレート発売記念」なんてこじつけていますが、任天堂公式コンテンツである「社長が訊く」のニンテンドー3DSLLの回では、3DSLLの加飾にゲームボーイミクロのフェイスプレートと同じIMDという工法が使われていることが説明されていました。
ゲームボーイミクロで使われていた技術が世代を越えて使われていることに、なんだかグッとくるものがありますよね。

2014年11月3日追記

フェイスプレートイジェクタで触れた「オリジナルフェイスプレート "ファミコン IIコンバージョン"」について追記しました。ミクロからnew3DSへのフェイスプレート（きせかえプレート）の進化についてなど、本エントリよりもちゃんと「Newニンテンドー3DSおよびきせかえプレート発売記念」になりました。

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