ゆらゆら侵略! 自作インベーダーモビールのこと
実は今年のゴールデンウィークは小さなことをあれこれやっていまして、初代ファミコンをTVにつないでみたり、初代ゲームボーイを漂白してみたり、そして今回ご紹介するモビールを作ってみたり……。以前レーザーカッターで自作のマスコットを切り出した時、これを使って何かできないかなぁと思ってチャレンジしたのが自作のモビールなのでした。
準備する物
材料
- 竹ひご
- 糸
- 接着剤
- 吊るすもの(今回はレーザーカッターで作成)
工具
- ニッパー
- はさみ
- 輪ゴム(お好みで)
今回の工程
- 吊るす物の作成
- 構造の検討
- 竹ひごの加工&吊るし
- バランス取り
- 固定
- 完成
1. 吊るす物の作成
今回は、なんとなーくインベーダーをぶら下げてみたくて、レーザーカッターでMDFボードを切り出してみることにしました。ただ、これは別にたまたま機材や素材があったからで、別にダンボールでもなんでもよくて、形も好きな物を作ればよかったりします。ですので、この工程についてはあまり詳しい説明は省きます。
今回使用したのは2.5mm厚のMDFボード。10点インベーダーと20点インベーダーを、サイズ違いで作ってみました。ドットの形そのままだと接する部分が点になってしまうため1つのパーツとして成立しません。1つのパーツにできるよう全体の形を描いた上で角を丸めたり、今回はモビールなので吊り下げの穴をつけたり、そういった点で少し工夫をしました。
2. 構造の検討
モビールを作ろうと思ったものの、なんとなくなイメージはあっても、具体的な構造が思いつきません。Google画像検索で「モビール」を見ながら、初心者に無理のない構造を検討します。
切り出した吊り下げる物の数はそれなりにあるのですが、全部使おうと思うと一大構造物になってしまうので、最大2段、そして大小を織り交ぜる、というイメージで、変則的なトーナメント表のような形としました。
3. 竹ひごの加工&吊るし
いよいよパーツを吊るしていきます。そのためには竹ひごを適当な長さにカットして糸でくくりつけていくわけですが、糸がうまく絡むように、少し溝を切ってやることにしました。
糸自体は1回巻きつけただけでは心もとなくクルクル回ってしまうので、数回巻いて結んでいます。
4. バランス取り
さて、ここからがモビール作りの醍醐味と言えそうなバランス取りです。両端に結びつけたパーツがピタリとバランスを保つ位置を探る作業となります。
今回は、最初に糸をくくってみたものの、すべったり微妙な位置取りがうまくいかず、輪ゴムを使ってみることにしました。輪ゴムだと竹ひごとちょうどいい具合にからんで、バランスが取りやすかったです。バランスが取れたら、ペンでマーキングしておき、糸を巻きつけていきます。なお、巻きつけ時にも微妙なバランス取りのため位置をずらす必要が出てくるため、両端で行ったような溝切りはあえてしていません。
5. 固定
巻きつけた糸は、しっかり固定したつもりでも、少しずれただけでバランスを崩してしまいます。このため、バランスが取れた時点で吊ってしまい、糸を接着剤で固定しました。
6. 完成
ここまでの工程を4回繰り返して、いよいよ完成です!
あとは飾ってゆらゆら揺れるのを楽しみましょう。普通に飾っても楽しいですが、照明を落としてみても、インベーダーっぽさが出てまたいいんじゃないでしょうか。
今回はインベーダー型のモビールを作ってみましたが、素材やモチーフ次第でいろいろ応用できるんじゃないかと思います。また何か作れるといいなと考えております。作業自体はとっても簡単ですので、気になった方はぜひ作ってみてくださいね。
それではまた。
おまけのインベーダーおすすめ話
2016年現在、インベーダーをまず一作お勧めするなら、現代的な遊びやすさや高い音楽性などの要素から「スペースインベーダーエクストリーム」なんですが、個人的に思い入れの強い作品は、第四作の「マジェスティックトゥエルブ」です。(当時としては)斬新なパワーアップやエリア分岐、一度見たら忘れられないボーナスステージなど、ぜひ一度遊んでほしいなと感じる一作です。PSP版のスペースインベーダーポケットに収録されていますので、市場に出回っている数・お値段とも手頃で、気軽に遊べますよ。
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