わくわくが止まらない! Playdateのこと

Playdate 全景

懐かしい、いや、新しい!(画像は公式メディアキットより)

2019年5月23日、新しい携帯ゲーム機のニュースが飛び込んできました。
この、ちょっとかわいい携帯ゲーム機「Playdate」の発売は2020年ともう少し先なのですが、ティザーサイトを見てすでにわくわくが止まらなくなってしまったため、今の気持ちを書き残しておこうと思います。


Playdateってなんだ!?


古くからのMacユーザであればCodaやTransmitといったソフトにお世話になった方も多いのではないでしょうか。それらの開発会社Panicは近年ビデオゲームパブリッシャーとしての活動も行なっています。
そんなPanicから発表された新しい携帯ゲーム機が「Playdate」です。


スタイリッシュなボディに……クランク!?


コンパクトな黄色いボディの右側には、まさかのクランク。「ゲームボーイのグランダー武蔵」というツッコミ待ち感を覚えるその形状。まさかの標準装備。
十字ボタンにA/Bボタン、携帯ゲーム機のレジェンドであるゲームボーイへのリスペクトを感じます。
とまぁ、今出ている情報をこねくりまわしたところで、ティザーサイトとプレスリリースが一番詳しいわけで、ともあれ本家Playdateのサイトや紹介記事をグルッと見ていただきたいわけです。





同じ気持ちの人たちが作るハード「Playdate」


Playdateのティザーサイトを見て、一目でヤられてしまった一文があります。

ビデオゲームを愛しています。

シンプルでストレート、だけどそれを言い切る姿勢ってすごいと思うのです。ビデオゲームに関わる人たちなら、みんな当たり前のように愛しているのかもしれない。でも、その気持ちを元に、ゼロから形を作り出す。形だけじゃない、新しい体験を作り出そうとしている。

Playdateはビデオゲームに対する私たちからの感謝の形です。

ビデオゲームを愛する人であれば、いろんな楽しい思い出があって、感謝したくなる気持ちをきっと持っているはず。そんな感謝の気持ちのありかたは十人十色。そんな中Panicが選んだのは「新しいビデオゲーム体験の提供」という恩返し。
「ゲームが好きだから、ゲームを作りたい!」そう思う人は少なくないと思いますが、そんな純粋な気持ちが手のひらに収まるサイズになって出来上がる。自分ができなかったことが形になる。わくわくしないわけがない。
自分たちと同じ「ビデオゲームを愛している」人たちが作る携帯ゲーム機。早く手にしてみたいです。

Playdateの気になるところ

まずはPanicの姿勢という面から心をつかまれたわけですが、ティザーサイトやプレスリリースを見て気になったポイントがいくつか。


1シーズン12週・12種のゲームが楽しめる「体験」


結果としてin1ゲームの様相を呈するわけですが、誰も遊んだことのないオリジナルタイトルが、配信という形でやってくるというのは、まさに「新しい体験」であり、リアルタイムで追いかける価値をつくっていて、うまいなぁと。
「新しいの、もう遊んだ?」とPlaydate仲間と語り合えるシーンが目に浮かびます。


バックライトを使わないモノクロディスプレイ


勇気を出してゲームボーイをバックライトした身としては「えっ、バックライト無し!?」と一瞬ひるんだものの、いざ思い返すわけです。
「ゲームボーイアドバンスSP以降、フロントライト・バックライトのカラー液晶に慣れてるけど、2019年の本気のモノクロバックライトレス液晶を見たことがあっただろうか」
無いんです。ワンダースワン(1999年 / バンダイ)以来のモノクロディスプレイ。20年経って進化していないわけがない。お茶を濁すのではなくて、勝算があってのあえてのセレクトだというのなら、期待しない理由がありません。


レトロじゃなくて、新しい


Playdateのルックスやモノクロディスプレイは勢いゲームボーイを思わせますが、その設計・開発の思想は決して懐古趣味的なものではありません。むしろビデオゲームの楽しさのエッセンスを、今のハードが進化とともに置いていったものを磨き直すことで「新しいのに知っている」ものに仕上げようとしている気がしてなりません。


2020年が待ち遠しい!


Playdateの情報を得てからまだ12時間あまり。2019年末に注文開始、2020年に出荷を予定しているそうですが、今からわくわくする気持ちが止まりません。
これからも少しずつ明らかになっていくであろうPlaydateに注目していきたいと思います。

それではまた。


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