ファミコンソフトの値札の綺麗なはがし方のこと
私の楽しみの一つは各地のハードオフさん巡りなんですが、ハードオフさんでの買い物で困るのがジャンク品の値札が商品に直接貼られていること。もちろん管理などを考えると仕方のないことなんですが、できれば綺麗にはがしてコレクションに加えたい! というのも素直な気持ちです。
特にハードオフさんに限ったものではありませんが、今回はファミコンソフトに直接貼られた値札の綺麗なはがし方について書いてみたいと思います。
tee-suzukiおすすめ! 値札はがし攻略法
びっちり貼られた値札をどこから攻略していいものか、なんとなく爪を立ててしまい表面だけ薄くはがれてしまった、という経験を持つ方も多いのではないでしょうか。特に貼られてから時間が経ったものは難しいですよね。
ドライヤーで温めるべし
以前のゲームボーイ分解に関するエントリでも少し書きましたが、シールのような粘着質は温めてやるとやわらかくなって、はがすのが楽になります。
対象から20cmほど離してドライヤーでゆっくり温めてあげましょう。対象が精密機器の場合は内部にダメージを与える可能性もありますので、十分注意して行う、またはこの工程はスキップしましょう。
薄手のカードを使うべし
つい爪を立てて値札をはがしてしまいがちですが、私の場合は爪ではなく薄いカードを使っています。キャッシュカードなどの厚手のものではなく、店舗のポイントカードなどで使われている薄いプラ製のカードがよいですね。今回の工程写真では2015年3月に復活したブックオフさんの会員カードを使っています。
カードを使って上端の角からはがすべし
カードを値札に対して斜めに当てて端を浮かせていきます。この際のポイントは上端の角から行うということです。これは、値札の真ん中ほどにある切れ込み対策で、切れ込みは上方向から舌のような形でできていますので、横や下方向からはがし始めると作業が大変になります。
上端をつまめる程度に浮かせたら、あとはゆっくりとはがしていきますが、ちぎれてしまうかな、と思った時にはまたカードを使って浮かせていきましょう。とにかく焦らないことが肝要です。
ハードオフさんの値札の場合は、チェックポイントのように切れ込みが複数あるので、切れ込み部分を目安に再度カードを使って浮かせることになります。
セロハンテープで仕上げるべし
さて今回のディグダグIIでは比較的綺麗にはがれましたが、値札シールそのものははがせても、粘着質が残ってしまうことがままあります。特に貼られてから時間の経ったものだとその傾向が強いです。
白く残ってしまった粘着質は、汚れを巻き込んで黒い汚れになってしまうので、セロハンテープで取り除きましょう。
残ってしまった粘着質部分にテープを当ててはがす、という工程を繰り返すことで粘着質がだんだんはがれてきます。写真でテープに白い粘着質が移ったことがわかりますでしょうか。
もちろん1度で取りきれるものではありませんので、これを綺麗になるまで繰り返し行います。
これで、あのしつこかった値札ともお別れです!
プラ製品ならシールはがしも有効!
今回はファミコンソフトに直接貼られたものを想定していますが、ゲーム機本体などのプラ製品であれば、以前「コクヨ シールはがしのこと」で紹介したシールはがしスプレーも大変有効です。是非こちらも参考にしてみてくださいね。
それではまた。
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