ちょっとした不調を救ってくれたゲームのこと

PS4、Switchのコントローラ

昔のゲームしか遊んでないように思われがちですがPS4、Switchもよく遊びます

自他共に認めるビデオゲーム好きの私ではありますが、いつでも気力体力充実した状態で遊んでいるかというかとそういうわけでもなく。
最近はちょっと心身ともに疲れがあるのか、ビデオゲームから少しだけ距離をおいていました。


ビデオゲームは「楽しみ」のはずが……


Kindle版「セトウツミ」

漫画「セトウツミ」めちゃおすすめです

本来であれば、楽しみであったりストレス解消であったりするはずのゲームですが、どうもこのところはそういう効果も薄く、ちょっと横になっては漫画を読んでみたりという形で体を休めていたわけです。
ちょっとゲームでも、と思っても、意外なほど集中力が保てないんですね。それでなんとなく1プレイもろくに終わらせることもなくやめてしまう、という感じでした。

我ながらこれはちょっと不思議な感覚で、少し自分の内面について考えてみました。
なぜ楽しみのはずのゲームが楽しめないのか。
それはただ「ゲームをプレイする」ということが楽しいではなく「自分の中で納得のいくプレイができる」ことが楽しいのではないかな、という気がしたのでした。これは自分がジャンルとしてシューティング、アクションを好んでプレイすることに起因すると思うので、あくまで個人的な思いなのですが。

そして、あまりしんどい状態の中、無理にプレイしてゲームに対する感情があまりよくない形で残ってしまうことを、体が本能として避けたのではないか、と感じたのです。


不調を救ってくれたのは「作戦名ラグナログ」だった


実はそんな期間は結構長く、1ヶ月? それ以上? という状態でした。寝る前にちょっと遊ぶ、ということもできず、Kindleで以前買った漫画を読み返してみたり。これはこれで楽しかったんですが「ああ、ゲームから離れちゃうな」という気持ちになったのも事実です。


作戦名ラグナロク タイトル画面

RAPはMAGIC-NSで接続

10月も後半に入った頃、友人がSwitchのセールで「作戦名ラグナログ」を買った、ということを聞きました。
この「作戦名ラグナログ」ですが、そんなにメジャータイトルというわけでもないので(失礼)少しだけ説明をすると、1994年(え? 25年前!?)にアーケード(MVS / NEOGEO)タイトルとしてリリースされた横スクロール型シューティングです。多種多様な自機、装備をチョイスできる楽しさやほどよい難易度、ノリの良い音楽など、自分が好きな要素が詰まっているわけですが、何よりの思い出は、前述の友人との出会いがこのタイトルだったことでした。

稼働当時のゲームセンターで2人同時プレイを願い出て、一緒に遊んでいく中でとても長い付き合いになるその友人は、多少腕に覚えがあるつもりだった自分なんかよりも何枚も何枚も上手で、圧倒されっぱなしでした(今も圧倒されています)。先に進むこともそうですが、スコアについても伸ばしてみようかと色々考えてみたり、その出会いは自分のビデオゲーム人生においても大きな出来事だったのです。

さてSwitchとPS4に移植された「作戦名ラグナログ」にはオンラインランキングが実装されていまして、中でも「キャラバンモード」として5分間でのスコアを競うモードがあります。
これを見てふと「よく遊んだラグナロクだし、5分ならシャレで遊べるし」とトライしてみようと、PS4版は持っていますがせっかくなのでSwitch版を購入・トライしてみました。


作戦名ラグナロク

なんとか2日目で10位まで食い込む(2019年10月20日現在。他のユーザさんの名前部分は修正済み)

シューティングゲーム、ことにスコアアタックを経験したことがある方であればご存知の通り、5分などで終わるわけもなく、何度も何度も何度も何度もトライ&エラーの繰り返し。
ですがどうでしょう。何度かに一度、5分を通してプレイができ、繰り返すたびに少しずつスコアが伸びていくことで快楽中枢とでもいうのでしょうか、眠っていた「楽しい」が刺激されていくのがわかります。

「ああ、やっぱりビデオゲームは楽しい」そんな気持ちがようやく帰ってきました。

これからも、付かず離れず、心身も大事にしながらビデオゲームといい関係でいたいなぁ、なんて思うのでした。

それではまた。

(余談:Switch版 作戦名ラグナロクは2019年10月30日までセール価格419円で購入可能です。気になった方は是非!)


RSS 2.0 Login