コクヨ シールはがしのこと

ハードオフでジャンク品を買った後のお役立ちグッズ


2014年8月、初代ゲームボーイのバックライト化をした時に、液晶の反射材をはがすのに大失敗し、台風が直撃する中、涙目でホームセンターに行って買い求めたのが「コクヨ シールはがし」です。
コンパクトで使いやすいスプレータイプ、重要な付属品であるコテをなくさないようにフタ部分にコテホルダーがついているのが特徴です。
この商品、液晶の反射材をはがした時に残った粘着質をなんとかしようと思って買いましたが、期待した効果が得られませんでした。
が、しかし。本来の使用法なら抜群の効果を発揮します。
特に、ハードオフでジャンク品を買ってきた時に、商品に直接貼ってある値札をはがすのに大変役立ちます。


本来の使用法なら抜群の効果を発揮


これまで、値札などシール、ステッカーをはがす時には、ドライヤーなどで温めて粘着力を弱めてやる方法をとっていましたが、ふとシールはがしのことを思い出して使ってみたら、これはすごい。いままで面倒な処理をしてたのはなんだったのかと思いました。
塗装の無い金属、ガラス、プラスチックといった素材であれば、比較的気軽に使えます。


吹き付ける>浸透>コテではがす


ハードオフのジャンク箱からよく買ってくるゲームボーイソフトですが、この値札をはがすのが結構面倒なのです。
さすがにラベル面に貼ってあるのは敬遠しますが、裏面であればシールはがしの出番です。
使い方は簡単。吹き付ける>浸透>コテではがす、という流れ。

実践:ジャンク箱にあったゲームボーイの値札をはがす


初期状態。ソフトケースも込みで108円ならありかなぁ、と。ケースにもソフトにも値札があります。


ケースの下にいらない紙などを敷いてプシュッとスプレーします。値札はがし程度であれば、ほんのちょっと吹き付けるだけでOKです。


吹き付けると、値札に染み込んでいきます。ここで待つことしばし。取説には2〜3分とありますが、今回の値札サイズあれば、1分くらいで十分です。値札シール全体に染み渡って、色が変わってきたら頃合いです。
対象のサイズや固着具合で放置時間を調整しましょう。


付属のヘラで角からグイッとめくります。この瞬間が気持ちいいのです。


ちょっと見づらいですが、値札がはがれました。粘着質が残りますが、ヘラで軽くこすってやるとキレイに取れます。


ティッシュなどで拭き取って作業完了! どこに値札が貼られていたかすらわかりません。


ついでにソフト側も


今回はビニールを敷いているので、カセットを直置きしてしまうとシールはがしがラベル面に染みてしまうかもしれません。ペットボトルのフタを足にしてみました。


同じようにプシュッとひと吹き。端子にかかってしまわないように、カセットの上方向を手前にして作業しています。


待つことしばし、コテでズルッとはがれました!


そして溶けたネバネバ成分はヘラでこすってはがしましょう。


拭き取り完了。スッキリ!


と、いうわけで今回値札をはがしたソフトは「トレード&バトル カードヒーロー」(2000年/ゲームボーイ/任天堂)でした。
余談ですが、残念ながらというか当然というか、バックアップ電池が切れてました。うーん、どうしようかなぁ。開けて電池交換かなぁ……。


それにしても、あまりに簡単キレイにはがせるので、思わず「他にはがすものはないか?」と探してしまいます。
シールはがしに苦戦している方には強くおすすめしますよ!


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