本気で遊べるキーチェーンゲーム マメゲームシリーズのこと

以前「キーチェーンから筐体型まで いろんなin1ゲーム機のこと」でも書きましたが、この2018年をして、キーチェーンゲームというのはどこかしらに需要があるものだなぁと思い知らされました。こと固定セグメント式のものに関して言えば、結局のところ多少筐体の見栄えを変えているだけのものがほとんど(まぁそこがまた憎めないわけですが)。

ですが、90年代当時、in1機とは真逆のコンセプトでいろいろな単タイトルのキーチェーンゲームがありました。キャラもの、アイデアが光るものなど様々ありましたが、なかでもアーケードゲームファンとしてのハートをぐっと掴まれたのがバンダイの「マメゲーム」です。


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音量が小さいPCエンジンGTのコンデンサ交換修理のこと

2018年の猛暑も9月に入り徐々に和らいできました。 お盆の連休、今年は「あ〜、いつか手をつけなければな〜」と思いながらも、いろいろと複雑な思いで先延ばしにしてしまっていたPCエンジンGTの修理にチャレンジしてみました。 これまでジャンクのゲームボーイやゲームギア、ワンダースワンの修理はしているものの、今回は手元に1台しかないし、2018年現在の末端価格は結構なお値段だし、ということでミスを思うと及び腰なのであります。


PCエンジンGT 本体

正直今回の作業は勇気がいりました……

今回の修理のきっかけは、中古品の入手当時からPCエンジンGTのトラブルの特徴のひとつ、音量があがらない、というものでした。他にはディスプレイがうつらない、というのがよくあるトラブルのようです。 どちらもゲームギアで似た症状を味わっているので、まぁなんとかなるんじゃないかなということで、インターネットの先人のみなさんのお知恵を拝借してコンデンサ交換にチャレンジ!


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キーチェーンから筐体型まで いろんなin1ゲーム機のこと

先日、名古屋の電気街、大須をぶらぶらしていたら、ガチャガチャで売られているキーチェーンゲームを見つけてついつい回してしまいました。 90年代にたまごっちなどと共にいろいろな形で出てきたキーチェーンゲーム、その中にいわゆるin1ゲーム機と呼ばれるジャンルがありまして、このゲームもそんなタイプの1つです。うーん、2018年をしてここまであの頃のままなものがあるというのに驚かされます。 今回は、そんなin1ゲーム機をtee-suzuki所蔵のものから紹介してみたいと思います。


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ワンダースワンとGUNPEY、へのへののこと

「バーチャルボーイ」をきっかけに「テンビリオン」「ゲーム&ウオッチ ドンキーコング」と横井軍平さんの足跡をたどったここ数回のtee-suzuki.comですが、ここで一旦〆たいと思います。
最後に取り上げるのは「ワンダースワン」と「グンペイ」です。
横井イズムを体現するような存在となった「枯れた技術の水平思考」の塊である2つのプロダクトを振り返ってみましょう。

ワンダースワンとバンダイ、コト


ワンダースワン、ワンダースワンカラー、スワンクリスタル

デザイン性の高さも魅力でした

ワンダースワンというハードは、一般にバンダイのものとして語られる事が多いかと思いますが、その源流は1996年11月、横井さんとバンダイ石上さんの話の中で生まれたとのことです。これが翌1997年1月に「スワン・プロジェクト」として立ち上がりました。任天堂退社後に横井さんが興した会社「コト」とバンダイによるプロジェクトです。


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もうちょっとだけ、バーチャルボーイのこと

バーチャルボーイ コントローラ

斬新すぎる魅惑のダブル十字ボタン

前回の「22年目の初体験! バーチャルボーイのこと」に引き続き、ちょっとだけ延長戦です。
前回は主に「レッドアラーム」を通して体験したバーチャルボーイについてでしたが、今回は「バーチャルボーイってなんなんだろう?」と考えたお話になります。


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