自宅がゲーセンに!? FLクレイジークライミングのこと

FLクレイジークライミング 全景

クレイジークライマーがご自宅で!! という感動的な逸品でした

「令和初のハード」としてメガドライブミニが発売されて、当時楽しんでいたプレイヤーを中心に盛り上がっています。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータをきっかけに、にわかに「ほにゃららミニ」がリリースされたわけですが、その魅力のひとつがその筐体デザインであることは皆さんも認めるところかと思います。
なかでもネオジオミニは、MVS筐体を大胆にリミックスして、新しくも懐かしい感覚を呼び覚ましました。このネオジオミニを見たときのゲーセン感覚といいましょうか、この感情というのは実は過去に味わったぞ……という気がしていたのです。

あれはファミコン登場前夜、電子ゲーム時代。1ハード1タイトルのゲームが当たり前だった時代。1ハード1タイトルということは、ハードそのものがそのゲームのために作られているわけでして。あの頃のゲーム機には、そんな「ビデオゲームを自宅に持ち込む」という初めての感覚をもらったと思っています。
今回はそんな電子ゲームの中から、バンダイの「FL クレイジークライミング」のことを少しだけ。


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本気で遊べるキーチェーンゲーム マメゲームシリーズのこと

以前「キーチェーンから筐体型まで いろんなin1ゲーム機のこと」でも書きましたが、この2018年をして、キーチェーンゲームというのはどこかしらに需要があるものだなぁと思い知らされました。こと固定セグメント式のものに関して言えば、結局のところ多少筐体の見栄えを変えているだけのものがほとんど(まぁそこがまた憎めないわけですが)。

ですが、90年代当時、in1機とは真逆のコンセプトでいろいろな単タイトルのキーチェーンゲームがありました。キャラもの、アイデアが光るものなど様々ありましたが、なかでもアーケードゲームファンとしてのハートをぐっと掴まれたのがバンダイの「マメゲーム」です。


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ワンダースワンとGUNPEY、へのへののこと

「バーチャルボーイ」をきっかけに「テンビリオン」「ゲーム&ウオッチ ドンキーコング」と横井軍平さんの足跡をたどったここ数回のtee-suzuki.comですが、ここで一旦〆たいと思います。
最後に取り上げるのは「ワンダースワン」と「グンペイ」です。
横井イズムを体現するような存在となった「枯れた技術の水平思考」の塊である2つのプロダクトを振り返ってみましょう。

ワンダースワンとバンダイ、コト


ワンダースワン、ワンダースワンカラー、スワンクリスタル

デザイン性の高さも魅力でした

ワンダースワンというハードは、一般にバンダイのものとして語られる事が多いかと思いますが、その源流は1996年11月、横井さんとバンダイ石上さんの話の中で生まれたとのことです。これが翌1997年1月に「スワン・プロジェクト」として立ち上がりました。任天堂退社後に横井さんが興した会社「コト」とバンダイによるプロジェクトです。


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ギュイーーン……しない! ワンダースワンの起動音の消し方のこと

ギュイーーン! と言えばこのtee-suzuki.comでも「心に残るゲーム起動音のこと」で心に残るゲーム起動音第1位に輝くワンダースワンの起動音としておなじみですが、外で遊ぼうとした時にこのギュイーーン! が世間様のご迷惑にならないよう起動の瞬間にサウンドボタンを連打したワンダースワンプレイヤーも多かったのではないかと思います。


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電源が入らないワンダースワンカラーの修理のこと

ワンダースワンカラー(クリスタルブラック)

純粋に「カッコイイ」なぁと思うのです

前回もお久しぶりでしたが、さらにお久しぶりな tee-suzuki.com です。
公私ともあれこれとありまして、好きなゲームもままならないという状況です。空き時間にスマートフォンでファイアーエムブレムヒーローズを少し進めるくらい。これはこれで楽しいんですが、物理ボタンのある端末でゲームが遊びたいなぁとも思ったりします。

そんな中、気晴らし的にトライしたのが電源が入らないワンダースワンカラーの修理です。
実は大分前に「故障したワンダースワンカラーのこと」として取り上げたことがあるのですが、長々と放置しておりまして……。いや、単に遊ぶならスワンクリスタルで遊んでしまうので、ついつい後回しに……。


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